基本情報
- 所在地
-
東京都台東区谷中7-18-10
(Google Map) - 開館時間
- 09:30〜16:30
- 休館日
- 月曜日・木曜日(祝日の場合は翌平日、展示替時、年末年始
- 入館料
- 大人500円、小中高校生250円
- 館内所要時間
- 15〜40分
- 最寄駅
- JR山手線「日暮里駅」徒歩約4分
- 電話番号
- 03-3821-5225
- 公式サイト
- 公式サイトはこちら
朝倉彫塑館とは

朝倉彫塑館は、日暮里の閑静な下町に佇む、和と洋の建築様式が美しく調和した美術館です。
この建物は、明治時代に生まれ、近代から戦後にかけて日本の彫刻界を代表する存在として活躍した彫刻家・朝倉文夫が、アトリエ兼住居として使用していたものです。
館内は、朝倉の美意識とこだわりが随所に反映されています。住居として使われていた純和風の木造棟と、近代的なコンクリート造のアトリエ棟が一体となり、異なる建築様式が見事な調和を生み出しています。重厚感がありながらも、どこか心を落ち着かせる穏やかな雰囲気が漂っています。
見どころも多く、朝倉が自己を見つめ直す場として設計した「五典の池」を中心とする日本庭園、壁一面を本が埋め尽くす落ち着いた書斎、そして朝倉自身が制作した数々の彫刻作品などを鑑賞することができます。
美しい和洋折衷の建築と、巨匠が残した彫刻作品。その両方に触れながら、日本近代彫刻を代表する朝倉文夫がどのような空間で暮らし、創作に向き合っていたのかを、ゆっくりと感じることができる場所です。
館内情報

朝倉彫塑館は、朝倉文夫の旧邸宅とアトリエをそのまま美術館として公開しています。
見学エリアは、大きく分けてアトリエ棟と木造住居棟の二つに分かれています。
アトリエ棟は、アトリエ、書斎、朝陽の間、屋上などで構成されています。
アトリエは、自然光の入り方や作品に落ちる陰影まで考慮して設計された、広々とした空間です。朝倉が制作に向き合った場所で、その彫刻作品を鑑賞することができます。
書斎では、壁一面を埋め尽くす蔵書とともに、重厚で落ち着いた空間を楽しむことができます。朝倉の知的な一面や、創作を支えた日常の雰囲気を感じられる場所です。
「朝陽の間」は、純和風の趣を持つ客間です。大きく陽光を取り入れる開放的な造りとなっており、和室でありながら明るく伸びやかな印象を与えます。
屋上は、朝倉の生前には家庭菜園として利用されていました。現在も大きなオリーブの木が残り、かつての暮らしの一端を伝えています。
一方、木造住居棟は、朝倉が実際に生活していた純和風の居住空間です。日本庭園を囲むように部屋が配置されており、昭和初期の暮らしの雰囲気を感じることができます。
寝室には、朝倉が1911年にボルネオ周辺で収集した南洋銅器14点が展示されています。
また、「ピアノの間」では、朝倉文夫の生涯や活動を紹介する映像資料を見ることができます。
見どころ
館内の大きな見どころの一つが、「五典の池」を中心に造られた美しい中庭です。
中庭は木造住居棟の各部屋から眺めることができますが、特におすすめしたいのが、2階にある「素心の間」からの眺めです。
静かに響く水の音に耳を傾けながら中庭を眺めていると、日々の喧騒から少し離れ、ゆっくりと心を落ち着かせることができます。
朝倉が大切にした空間の美しさと静けさを、じっくりと味わえる場所です。
朝倉文夫とは

朝倉文夫(1883–1964)は、日本近代彫刻を代表する彫刻家の一人です。
大分県に生まれ、東京美術学校で彫刻を学び、写実的な人物像や動物彫刻で高い評価を受けました。対象を丹念に観察し、外見だけでなく、その表情や個性まで捉えようとする写実的な作風で知られています。
また、自らの制作活動だけでなく、後進の育成にも力を注ぎました。自宅兼アトリエでは多くの若い彫刻家を指導し、日本の彫刻界に大きな影響を与えています。
1948年には、彫刻家として初めて文化勲章を受章しました。
現在の朝倉彫塑館は、朝倉が実際に暮らし、作品を制作し、弟子たちを指導した自宅兼アトリエです。作品だけでなく、彼の暮らしや創作の空気まで感じることができる貴重な場所となっています。
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周辺情報
朝倉彫塑館は、日暮里駅からほど近い、観光地としても人気の谷中エリアにあります。
周辺には、寺町美術館、書道博物館、一葉記念館などの文化施設が点在しており、少し足を延ばせば、上野エリアの美術館や博物館もあわせて訪れることができます。
また、下町情緒あふれる谷中銀座にも近く、食べ歩きグルメを楽しめるのもこのエリアの魅力です。
朝倉彫塑館を鑑賞したあとは、谷中の街を散策しながら、グルメや観光を楽しむのもおすすめです。


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